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SERPs(サープス)とは?構成要素や対策ポイントを解説

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serpsとは

検索結果ページ(SERPs)の表示順位は、ユーザーの行動に大きな影響を与えます。例えば、InnerSparkCreativeの調査では、検索結果の1位の平均クリック率は約39.8%、2位が約18.7%、3位が約10.2%で、検索結果1ページ目の上位に表示されるかどうかで、成果が大きく変わることがわかっています。さらに、AIによる要約(AI Overviews)の普及により、従来のオーガニックリンクのクリック率が低下傾向にあるとも報告されています。

これらの客観的なデータが示すとおり、SERPsの環境変化はビジネス成果に大きく影響を及ぼしています。そこで、大きく変わったSERPsの最新情報と、その対策について詳しく解説します。

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アドマノ株式会社 代表取締役 天野剛志

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アドマノ株式会社 代表取締役 天野剛志国内海外webマーケティングのエキスパート

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SERPs(サープス)とは?

SERPsとは「Search Engine Results Page」の頭文字をとった言葉で、GoogleやYahoo!などで検索した際に表示される検索結果ページのことです。検索結果ページでは、WEBサイトへのリンクだけでなく、広告、AIによる回答、画像、動画、関連する質問、地図など、ユーザーにとって役立つさまざまな情報が表示されます。

自社WEBサイトをより多くの人に見てもらうために、このSERPsの1ページ目や上部などの目立つ場所に表示されるよう工夫することが、マーケティングにおいて非常に重要です。

AI検索時代のSERPsトレンド

AIの登場により、SERPsの環境は大きく変わりました。AIによる要約表示、ゼロクリック検索の増加、検索プラットフォームの多様化など、従来のSEO常識が通用しにくい時代に入っています。そこで、AI検索時代に起きている具体的な変化と、押さえるべきトレンドを整理します。これからの検索対策を見誤らないために早速、お読みください。

AIの直接回答

従来のSERPsではサイトリンクが10個並ぶだけのこともありましたが、今はAIがユーザーの検索意図を予測し、直接回答を生成する形(AI Overviewsなど)へと大きく変化しています。このAIによって生成された回答はSERPsの一番上に表示されるため、従来のオーガニックリンクは画面の下方へと移動しています。その結果、ユーザーがWEBサイトをクリックする前に検索結果ページ上で疑問を解決してしまう、いわゆる「ゼロクリック検索」が増加し、WEBサイトへのクリック率低下を招いています。

検索意図に応じた変化

AI検索時代では、ユーザーの検索意図によってSERPsの表示内容が大きく二極化しています。例えば「なぜ」「どのように」といった情報収集を目的とした検索では、AI Overviewsが圧倒的に優先して表示されます。一方で、「近所のレストランを教えて」などの場所や購入を目的とした検索では、従来通りGoogleマップなどが高い確率で表示されます。

関連記事:検索意図とは?SEOにおける検索意図の重要性!調べ方から利用方法まで解説

E-E-A-Tの重要性が高まる

SERPsに占めるAI回答の増加に伴い、AIが理解・要約しやすいコンテンツを作成するGEO(Generative Engine Optimization)に注目が集まっています。そして、AIは信頼できる情報源を優先して引用するため、WEBサイトのE-E-A-T(経験、専門性、権威性、信頼性)の証明がこれまで以上に極めて重要です。

 

関連記事:E-E-A-Tとは?AI検索時代に重要な理由や評価を高める対策など解説

検索プラットフォームの多様化

検索エンジンの概念そのものが拡大しています。従来からあるGoogleだけでなく、ChatGPTやPerplexityのような対話型AI、さらにはTikTokやReddit、YouTubeなどのソーシャルプラットフォームが、主要な検索エンジンとして利用されています。また、AIが回答を生成する際の情報源も多様化しており、Redditなどのリアルなユーザー生成コンテンツやWikipedia、YouTubeなどのWEBサイトが大きな影響力を持っています。

マーケティングにおけるSERPsの重要性

SERPsは、ユーザーのクリック・信頼・購買行動を獲得できるマーケティングの場です。順位が1つ違うだけでアクセス数が大きく変わることも珍しくありません。そこで、なぜSERPsがマーケティング成果に直結するのか、その理由や押さえるべき視点など解説します。

トラフィックが増える

マーケティングにおいて、SERPsが重要な最大の理由は、検索結果の表示順位がWEBサイトへのアクセス数を大きく左右するからです。実際に、検索エンジンを使う人の多くは検索結果の1ページ目しか見ず、特に一番上に表示されたWEBサイトが多くのクリックを独占します。キーワードによりますが、1位のページと10位のページでは、10倍以上もクリック数に差が生まれることも珍しくありません。

つまり、SERPsの少しでも上の位置や目立つ場所に自社WEBサイトを表示できれば、それだけ多くの人の目に留まり、トラフィック数を増やすことが可能です。このようなメリットがあるため、多くの企業がSEOなどを中心としたSERPs対策に取り組んでいます。

 

関連記事:トラフィックとは?トラフィックの種類と増やす方法をわかりやすく解説

信頼性の向上

ブランドに対する信頼性の向上という点も、SERPsが重要な理由の1つです。私たちがGoogleなどで何かを調べたとき、1ページ目や上部に表示されているWEBサイトを見ると、「検索エンジンが厳選した、信頼できるWEBサイトだ」と解釈しやすいです。特に広告費を払って表示させるのとは違い、検索エンジンの基準をクリアしているという強力な信頼になり、ユーザーに選んでもらいやすくなります。

SERPsの主な構成要素

SERPsには、オーガニック検索結果だけでなく、AIによる要約、広告、強調スニペット、画像・動画カルーセルなど、さまざまな要素が存在します。それぞれの仕組みを理解していないと、適切な対策はとれません。そこで、SERPsを構成する主な要素とその役割を整理し、分かりやすく解説します。

AIによる要約

AIが複数の情報源を参照し、検索結果の上部に独自に生成した要約テキストを表示します。従来のようにリンク一覧を上から順に読むのではなく、まずAIが全体像を整理した回答を提示し、その下に従来型のオーガニック検索結果が続くことが多いです。ただし、すべての検索結果にAIによる要約が表示されるわけではないので注意してください。

オーガニック検索結果

検索エンジンのアルゴリズムによって、検索キーワードとの関連性やページの品質に基づいて評価・順位づけされるリンクが表示されます。通常、ページのタイトルとURL、メタディスクリプション(説明文)で構成されています。

強調スニペット

ユーザーの質問に対する直接的な回答をWEBページから抽出し、検索結果の上部に枠で囲んで表示する機能です。こちらは、特定の質問に対して分かりやすいと判断されたWEBページの一部が直接表示されます。ユーザーはリンクをクリックしなくても概要を把握できるため利便性が高いです。

関連記事:強調スニペットとは?種類や表示させるコツについても徹底解説

ローカルパック

「近くのカフェ」といった地域性のある検索に対し、地図とともに該当する周辺の店舗情報(住所、電話番号、レビューなど)を表示するのがローカルパックです。通常は3件前後が表示され、店舗名・評価(口コミ)・住所・営業時間などがまとめて確認でき、ユーザーはそのまま電話やルート検索に進めます。表示順位はWEBサイトのSEOだけでなく、Googleビジネスプロフィールの最適化や口コミ数・評価、検索地点などが影響します。

画像・動画カルーセル

言葉よりも視覚的な回答が適している場合、Google画像検索の結果やYouTubeの動画などが表示されります。ユーザーは視覚的な情報で見たいものを選択できるため、テキスト中心の検索結果とは異なる注意を向けてもらうことができます。特にハウツー系・レビュー系・商品比較・観光地情報などは画像・動画カルーセルが表示されやすいです。

有料検索結果

企業がキーワードに入札し、お金を払って表示させる広告枠があります。通常、オーガニック検索結果の最上部や最下部など目立つ位置に配置されます。通常の検索結果と区別するために「広告」というラベルが付けられます。

SERPsを意識したコンテンツ作り

SERPsで上位表示を目指すには、単にキーワードを入れるだけでは不十分です。検索意図の理解、AIにも伝わる構造、E-E-A-Tの提示など、コンテンツ設計そのものが問われる時代になりました。そこで、SERPsを意識した具体的なコンテンツ作りのポイントを整理します。

検索意図の把握と独自の切り口

SERPsで上位表示を目指すには、ただキーワードをページ内に詰め込むのではなく、ユーザーが「なぜその言葉で検索したのか」という検索意図を正確に把握することが出発点として重要です。そのうえで、現在SERPsの上位に表示されている競合WEBサイトを調査し、それらとは異なる視点で独自の切り口を見つける必要があります。特にAIが一般的な回答をすぐに生成できるようになった現在では、他にはないオリジナルの視点や実体験に基づく価値を提供することがポイントです。

ユーザーにもAIにも分かりやすくする

検索結果で自社のWEBサイトを目立たせるには、コンテンツを整理し理解しやすくする必要があります。例えば、冗長な文章を書くのではなく、内容ごとに見出しをつけたり、箇条書きを使ってすぐにポイントを掴めるようにすると、ユーザーが内容を把握しやすいです。

そして、ユーザーの疑問に対してストレートな回答を短文で用意しておくことも重要です。Googleなどの検索エンジンや最新のAIも、このような整理されたコンテンツを好み、情報が分かりやすく書かれていると検索結果で上位表示されたり、AIが引用してくれたりします。

E-E-A-Tの提示

E-E-A-Tとは、一言でいえば「このWEBサイトがどれだけ信用できるか」を測るものです。検索エンジンや最新のAIは、インターネットの膨大な情報の中からユーザーに安全かつ、正しい答えを届けるため「誰が書いたのか」「本当に正確な情報か」をとても厳しくチェックしています。そのため、リアルな経験を語ったり、専門家としてのプロフィールを載せたり、公的機関のリンクを引用するなどして、検索エンジンに信頼性の証拠を提示する必要があります。フェイクニュースや不正確な情報があふれる現代だからこそ、このE-E-A-Tを意識したコンテンツ作りがポイントです。

マルチメディアの活用

SERPsでより多くの人に、自社WEBサイトを見てもらうには、写真や動画、図表などのマルチメディアを効果的に活用することが重要です。文字だけの長い文章は読む人を疲れさせてしまいますが、関連する画像や動画があることでページに留まる時間が長くなります。これは結果として、検索エンジンから「価値のある優れたページ」と判断される要因となります。

SERPsのよくある質問

ここでは、SERPsについてのよくある質問を取りあげ解説します。AIの登場によって大きく環境が変わったため、最新情報を把握するためにも早速、ご確認ください。

Q.AI時代において被リンクの価値は下がっていますか?

Answer)AI時代において被リンクの価値が下がったわけではありませんが、評価のされ方は変化しています。現在はリンク元の信頼性や専門性、文脈との関連性といった質がより重要視されています。さらに、AI検索ではページ単体の評価だけでなく、ブランドの権威性や情報の一貫性、実体験に基づく一次情報なども総合的に判断されるため、被リンクだけで上位表示を狙う戦略は通用しにくくなっています。つまり、被リンクは依然として重要な評価要素の一つですが、それ単体ではなく、E-E-A-T全体の中の一要素として位置づけられています。

Q.AI Overviewsが表示されるとオーガニック流入は減りますか?

Answer)減少するケースはあります。特に、ハウツー系や言葉の説明などにおいては、AI要約で疑問が解決し、結果としてゼロクリック検索が増えています。ただし、比較検討や専門性が求められる検索では依然としてクリックは発生します。

Q.AIに強いコンテンツとSEOに強いコンテンツは違いますか?

Answer)AIに強いコンテンツとSEOに強いコンテンツは本質的には大きく異なりません。ただし、重視されるポイントに違いがあります。従来のSEOではキーワード最適化や被リンク、技術的要素などが重要視されていました。一方、AI時代ではそれらに加えて「文脈理解」「論理構造の明確さ」「要約しやすさ」「一次情報の有無」といった要素がより重視されています。

Q.AI検索時代にCTRは下がる一方ですか?

Answer)CTR(クリック率)は一律に下がるわけではありません。確かに、簡単な疑問に対する検索は、AI要約や強調スニペットで完結してしまうため、従来よりCTRが低下する傾向にあります。しかし一方で、AIの回答を読んだうえで「もっと詳しく知りたい」「具体例を見たい」と感じたユーザーは、より深い情報を求めてクリックする傾向もあります。つまり、浅い情報しか提供していないページは影響を受けやすく、専門性や独自性の高いコンテンツは依然としてクリックされる可能性が高いということです。

まとめ

SERPsは常に進化し続けています。AIによる要約表示、ゼロクリック検索の増加、検索プラットフォームの多様化など、環境は大きく変わりましたが、本質は変わりません。その本質は、ユーザーの検索意図を深く理解し、信頼できる価値ある情報を届けることです。キーワード対策だけにとらわれるのではなく、E-E-A-Tを意識し、AIにも人にも分かりやすい構造でコンテンツを積み重ねることです。これこそが、AI検索時代において、SERPsで選ばれ続けるための最重要戦略といえます。

監修者:アドマノ株式会社 代表取締役 天野剛志
天野 剛志
マーケティングのエキスパート。Googleアナリティクス個人認定資格GAIQ保持。大学では経営法学を専攻。オーストラリア・イタリア・フランス・タイ・カンボジアなど世界各国を旅した後、イギリスで1年半生活し語学力と国際的視野を磨く。日本帰国後は広告代理店で営業を12年経験。SEOは草創期から独学で研究し、100以上のサイトで検証しつつノウハウを蓄積。2012年にSEO専門会社のアドマノを設立。2000社以上のSEO支援実績が大手企業から中小企業まで国内、海外に豊富。SEO書籍7冊刊行。SEOのYouTube動画「東京SEOメーカーAIO戦略室」チャンネル登録者数16000人。SEOのプロフェッショナル。
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